pandazx's blog

データ分析など雑多な技術ブログ

NEDO AI ベンチャーコンテスト採択企業5社の開発責任者が語る開発の最前線に行ってきた

【エンジニア向けイベント】人工知能の未来を語る ~ NEDO AI ベンチャーコンテスト採択企業5社の開発責任者が語る開発の最前線 ~
https://techplay.jp/event/658548

 

■1社目 Hmcomm
音声認識をやっている。音のプラットホームがライセンスビジネスで、その上にある音のソリューションで、SI向け

 

事例

  • 受付に人のいないホテル
  • 工場などの騒音環境で、雑音除去
  • コールセンターのオペレータとお客様の会話を音声認識して、帳票出力
  • 対話の返答は自動生成
  • 駅の遺失物問合せの自動対応

 

End2Endの音声認識

音声波形をCNNで画像認識的なアプローチを研究中。

 

マイク素子の単価が下がってきており、ハードウェアが作りやすくなってきている。

 

チューニングレスな最新手法の実利用はまだ難しい。まだ、チューニングが必要な状況。

 

マシン2テキストを研究中。

 

■2社目 アースアイズ
五感AIカメラ

  • 五感の内の1つ、目に関する機能について。
  • カメラが自動的に不審者を発見する。
  • 予測、予知して未然防止。
  • 独自に3D測距カメラを開発。20cm四方エリアに区分できる特許技術を保有

 できること

  • 人流分析:人の頭の位置をトラッキング
  • 商品移動:物が置かれた、持っていかれたことの認識
  • 万引き検知:ハードウェア費を除いた2350円/月

 

不審検知はレーザーでやってるので、夜でも大丈夫

万引き犯以外の泥棒などにも応用可能。イチからの開発は不要。

 

検出時の店員への伝え方

  • アプリを提供している。
  • カメラから音声を流したり、光ったりする。

 

■3社目 シナモン
契約書類関連のバックオフィス業務を改善

 

プロダクト

  • 文書読み取りエンジン。flax sccaner
  • チャットボット
  • レコメンデーション

 

今日はflax sccanerについて。

  • 不特定の帳票から必要な情報を読み取る。
  • pdf、word、メールなどに対応。

事例:銀行証券、保険の書類業務効率化

 

DLモデルを作るのは全体の一部で、システムとして成立させるためには、前処理、validationや変換などソフトウェア開発の方が比重が大きい。

 

ベトナムの大学からハイアリングする仕組みが出来ている。AIチームが30人。500人体制にしていきたい。

 

どのぐらい作業時間短縮につながる?ビジネス的な評価KPIは?

  • PoCで50人を25人にするぐらいの効果が得られている。
  • 契約書の処理はAIでの自動判断が許されないので、人がダブルチェックできるなどのアプリを提供している。すべてをAIで自動処理は目指していない。

 弁護士業務の単純作業は自動化できる。

 

■4社目 SOINN
Self Organization Incremental Neulal Networksの頭文字がSOINN

  •  汎用型の人口知能。社内で育てる人工知能
  • 教師なしクラスタリング
  • クラス数も自動算出。
  • 学習量が少ない。
  • 画像なら400枚実運用投入したこともある。地中レーダーをつけた車で走って、地下の地盤沈下の危険性をチェック。危険箇所の検出

 

目視検査。現場で熟練者がトレーニングして学習させる。

今回のNEDOではスマホでこの人工知能を育てるプロジェクト。

 

■5社目 BEDORE
対話型IFによる非構造化データ検索

対話エンジンがあり、接客、コールセンターの自動化、半自動化