pandazx's blog

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PXEブート+Kickstartで自動インストール

さんざんブログで書かれているネタだが、個人的なメモとして書いておく。

以下のサイトがわかりやすかった。詳細な内容は以下を参照すること。


大まかな作業順序

  1. PXEサーバの準備(tftpd, httpd, dhcpdをインストール)
  2. 対象サーバをPXEブートで起動してインストール


PXEサーバ上の各デーモンの役割

  • dhcpdはPXEサーバにアクセスする際、対象サーバにIPアドレスを割り当てる
  • tftpdにPXEブート関係のファイルを設置
  • httpdにOSイメージを配置


考慮ポイント

  • DHCPを使うので、PXEサーバと対象サーバで閉じたネットワークを用意
  • 対象サーバ起動時にF12を押してboot menuを表示させてPXEブートさせる。これにより、BIOSで起動順序の変更が不要
  • 上記サイトを参考にインストールするOSを選択できるよう、メニューを作っておくと便利

ハマったポイント

64bit VMマシンの起動

ホストOSでIntel VT-xを有効にする必要がある。
しかし、ThinkpadではBIOS起動するのに、UEFIから設定する必要がある。
手順は以下を参考。
自作ライダー: Windows8.1からUEFI BIOSへの再起動

VM上のPXEサーバのネットワーク設定

NATではなく、ブリッジにすること。
物理ネットワーク接続の状態を複製にはチェックしない。

tftpdにアクセスしてget/putすると、Permission denied

SELinuxが有効になっている場合に、このエラーが出る。
無効にすること。